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不動産投資ニュース

タイのシラチャの賃貸需要

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タイのシラチャの賃貸需要

シラチャとはバンコクから、車で2時間ほどの街。日系企業の製造業拠点が集まる工業団地があり、その影響で日本人駐在員が急増。バンコクに続いてシラチャにも日本人学校も完成して、流入はさらに強まっています。

シラチャ中心部にあるコンドミニアムの賃料は、30平方メートルほどの単身者向けのワンルームで30000バーツ(100,000円)。日本人の入居者がほとんどで、空室は1部屋だけで、ほぼ満室でした。バンコクと比べると家賃はほぼ2倍。半分の価格で同じ賃料ですから、利回りは2倍です。

賃貸価格が高騰しているのは、日本人駐在員の住宅需要に供給が追い付いていないからです。物件の価格はバンコクより格安なのに、賃貸価格はバンコク並みという「歪み」が存在しています。

もちろん、新しい物件の建設も始まっていますから、供給サイドの改善が少しずつ進む可能性もあります。しかし、現在建設されている主要な大型物件は、2016年末に完成する2物件のみ。日本人駐在員が求めるような高いグレードの物件は、なかなか増えない状態です。

いずれ、物件価格が上昇し、バンコクとあまり変わらない利回りに落ち着いていくとすれば、現状の価格は割安と言えます。バンコクとシラチャのリスクの違いは勘案する必要がありますが、シラチャの物件価格は賃貸価格に比べ歪んでいると言えるのです。

SHINOBY’S WORLD
http://www.shinoby.net/2015/02/4271/

内藤忍
内藤 忍

株式会社資産デザイン研究所 代表取締役 SHINOBY`S BAR 銀座オーナー 東京大学経済学部卒、MITスローン・スクール卒(MBA)。マネックス証券の創業に参加。2012年から現職。著作は30冊以上。早稲田、明治大学などの講師を務める。

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