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不動産投資ニュース

人気の高まりを見せる個人向け金の投資商品

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人気の高まりを見せる個人向け金の投資商品

2017年5月6日付のNIKKEI STYLEの記事によると、個人向けの金の取引額と投資商品のバリエーションが増えていることが明らかになった。

金は株などの価格とは異なる値動きをする資産である。国際情勢を揺るがす有事の際(戦争や世界的政治不安など)にリスク回避のために積極的に投資され、「無国籍通貨」と呼ばれている。

産金業界団体のワールド・ゴールド・カウンシルによると、2016年度の金の投資需要は前年比で7割増の1,561トンで、株式投資と同じ手軽さで売買や運用が可能なETFは532トンとなっている。これは全体の34%を占める計算になる。同機関は個人向けの金需要の高まりに対して次のような見解を述べている。

“米国の利上げやトランプ大統領の当選、日本のマイナス金利や英国の欧州連合(EU)離脱決定などが投資需要を押し上げた”

しかし、金の需要の高まりは昨今の世界情勢や経済動向といった要因だけではないのである。

個人向け金の人気の高まりは「手軽さとリスクヘッジ」

個人向け投資商品としての金は決してハードルの高いものではなく、1万円程度で購入できる手軽さがある。価格は株式投資と同じで日々値動きがあり、売却する際の金額で損益が決まる。

2017年4月時点で日本国内では合計5本の金ETFが上場しており、日本で最も売買高が多い「金の果実」は2017年4月14日時点の残高が521億円で、わずか7年前の2010年7月の約20億円と比較して26倍に増加した。このようにETFは年々拡大傾向を見せている。

三菱UFJ信託銀行の星治氏は「ETFの人気は株式取引と似ているのが市場拡大の一因」と説明する。ETFは「金」といっても直接窓口で購入し、持ち帰って自宅で保管するものではない。個人管理をする必要がなく、指値注文もできるのでその感覚はあくまで株式の購入、運用と同じ手軽さがある。

金は有事に強く、少額から購入でき、現在のような世界的マイナス金利下でも値上がり益を期待できる。このような特性を持つため、株式投資と違った値動きをする「リスクヘッジ商品」として人気の高まりを見せている。

選択肢が広がる金投資

人気があるのはETFだけではない。毎月、設定した金額で地金を買って積み立てる「純金積立」もある。こちらはETFと異なり、金の保管について選択が必要となる。例えば三菱マテリアル社では専用の金庫への保管を依頼するか、購入した金を寄託の上で運用までおまかせするというスタイルだ。後者は保管料が必要なく、購入者は返還請求する権利を保持するというもので運用方法は完全に同社に任せるという方法だ。

個人向け投資としての金は需要の高まりを見せており、様々な商品が開発されていて選択肢は増えている。だが、金といってもあくまで投資商品の一つだ。売却時の価格によっては元本割れもありえるので、株式投資などと同様に自分の投資スタイルにあった購入額と金商品を選ぶことが肝要である。

参考:2017年5月6日 NIKKEI STYLE
http://style.nikkei.com/article/DGXMZO15813990X20C17A4PPE000?channel=DF280120166591&style=1

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