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民泊の雄、Airbnbの跳躍とこれから

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民泊の雄、Airbnbの跳躍とこれから

世界最大の民泊サイトAirbnbが4月24日に「日本における短期賃貸に関する活動レポート」を発表した。昨年2016年度における日本国内における経済効果は9,200億円に及ぶとされ、2015年度の5,207億円から1.76倍と躍進したことが分かった。

宿泊利用率が高い都道府県としては関西(大阪府・奈良県)、東京都、福岡県と都市部が並ぶ。これは国土交通省が発表した2017年度1〜3月期の都道府県別訪問率の高い首都圏や関西圏、福岡県と同じだ。

Airbnbが登場したことで外国人観光客が訪れる人気の都道府県はそのままに、宿泊手段として従来のホテルや旅館ではない「民泊」という選択肢を提供した形となった。


国土交通省「訪日外国人消費動向調査 平成29年1月~3月期」集計結果より筆者が作成
参考:http://www.mlit.go.jp/kankocho/siryou/toukei/syouhityousa.html

Airbnbでの宿泊利用率の高い上位5都道府県

1. 大阪府
2. 東京都
3. 福岡県
4. 奈良県
5. 広島県

また、訪日外国人の国別上位5カ国の内、4カ国がアジア圏を占めている。

2016年Airbnbを利用した訪日ゲストの上位5カ国・地域

1. 韓国
2. 中国
3. アメリカ
4. 香港
5. 台湾

これからのAirbnbに期待できること

従来の人気の観光先や宿泊地の選択肢に新たに加わった「民泊」のAirbnbが次に向かうところ、それはこれまで観光地でなかったエリアへの宿泊機会の提供だ。同レポートによると次に引用した通り、岩手県釜石市との覚書を締結したとある。

“Airbnbリスティングの増加により、旅行者に観光地以外の地域を訪れる機会を提供しており、今まで観光産業の恩恵を受けることのなかったエリアでも観光客が宿泊できるようになります。Airbnbは2016年10月に岩手県釜石市と覚書を締結しました。来月より釜石市でもAirbnbリスティングに宿泊できるようになります。”

釜石市といえばあの3.11の東日本大震災で大きな被害を受けた町だ。釜石市へ観光客が訪れることで復興支援活動の一環となり、Airbnbにとっては日本のマーケットを広げる機会であり、またAirbnbを活用する外国人観光客にとってはまだ見ぬ日本の観光地を楽しむことができる「Win-Win-Winの関係」となる背景があったと見られる。

2020年には東京オリンピックを控える日本。それにともなって物件や利用者、サービスの拡大を続けるAirbnbがホテルや旅館ができなかった受け皿になるだろう。

参考:
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000042.000016248.html

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