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海外不動産購入時にも活用できる!~ビットコイン活用術~

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海外不動産購入時にも活用できる!~ビットコイン活用術~

ビットコインを利用するメリットの1つに、海外送金の手軽さがあります。日本から銀行経由で海外に送金すると、手間も時間もお金も、かなりかかります。普段、あまり海外送金するシュチュエーションはないと思いますが、いざ海外不動産を購入しようとしたとき、手数料の高さに驚くと思います。

例えば、ドルで支払う場合、「円→ドル」と送金するところを「円→ビットコイン→ドル」のように、ビットコインをはさむだけで、格段に手数料が安くなります(*1) 。もちろん、変動要因として、円ドル相場以外にビットコイン相場にも影響を受けます。それでも、間の移動にビットコインを利用するというのは、仮想通貨の理想的な使い方です。

なぜ、銀行経由の海外送金が高いのか

顧客から送金指示を受けた国内銀行と送金先の外国銀行が、相互に口座を持っていない場合、それぞれの銀行と相互に口座を開いている別の銀行(コルレス銀行)に間に入ってもらう必要があります。間に入るコルレス銀行が増えれば、手数料が増え、送金時間がかかり、最悪の場合、事務手続き上のミスから送金がストップします。

国際送金に関する銀行間のやり取りは、SWIFT(国際銀行間通信協会)という、70年くらい前からあるシステムが使われており、処理が重く、手数料が割高です。当のSWIFTも、使い勝手の悪さを改革しようと、ブロックチェーン技術を分析し、ブロックチェーン技術と比較した自社サービスの弱点を、ブロックチェーンを使わずに克服するプロジェクトを試みています。

ブロックチェーン技術の弱点

SWIFTはブロックチェーン技術を分析した結果、現行のブロックチェーン技術は、即時性や透明性を高めやすい利点があるとしています。一方で、”取引の処理速度を高められる『スケーリング特性』や、参加する銀行を確実に認証する『アイデンティティ管理』の領域では、まだ弱点を克服できていない”としています。ビットコインは、民主的に運営され、マイナーによる10分に1回の承認レースの結果、取引が成立します。

承認レースでは、10分毎の取引データを1ブロック(1MB )にまとめ、互いに承認して最後尾に追加します。中央集権型のシステムとは違い、手数料を上乗せして承認待ちの優先順位をあげることはできても、取引データが大きくなりすぎたり、1ブロック(1MB)に入りきらないような場合、処理速度を高めることは難しい仕組みです。アイデンティティ管理の観点からも、億単位のお金を動かすような大企業にとっては、既存の送金システムのほうが安全・安心といえるでしょう。仮想通貨による送金は、既存の仕組みと共存する形で、送金手段の迂回ルートとして使い分けると、選択肢が広がります。

不正送金の被害の可能性

2017年9月7日、Yahoo!ニュースのトピックで「仮想通貨 不正送金の被害多発」と、毎日新聞の記事が取り上げられました。記事によると、” 仮想通貨の個人口座が何者かに不正アクセスされ、別の口座に送金される事件が今年1~7月に33件あり、約7650万円の被害が出ていた”とのことです。記事から、仮想通貨の信頼性に問題があるのではなく、不正防止に有効な2段階認証を利用していなかったという、口座管理方法に問題があったことがわかります。

ビットコインのような仮想通貨は、取引記録をリアルタイムで誰もが見られるようになっています。不正操作や改ざん、コピーしたとしても、すぐに見つかります。さらに、複数のマイナーがその取引を承認しない限り、実行できません。また、取引記録をどこか一箇所にまとめて保管せず、不特定多数のコンピュータが同じデータを保存することで相互に安全性を確保しています。ブロックチェーンデータのコピーや改ざんは事実上不可能ですし、取引所から盗まれる可能性も低いです。でも、この記事のように「なりすまし」による不正送金は、クレジットカード情報を抜き取られるのと同様に、十分ありえます。ID・パスワードの管理や取引所が提供している2段階認証などの口座管理対策は、徹底しましょう。

ビットコインを現地の通貨に換金する方法

フィリピンなどの海外不動産を購入する場合、決済通貨はドルやペソ(または、現地の通貨)を使うことになります。保有しているビットコインを、現地の通貨に換金する方法は、主に2つあります。「現地の通貨に対応したウォレットを用いて換金」と「ビットコインATMを用いて換金」です。ここでは、「現地の通貨に対応したウォレットを用いて換金する」方法をご紹介します。

まず、ビットコイン取引所のご自身のウォレットから、現地の通貨に対応したウォレットへビットコインを送金(送金手数料が発生)します。その後、ウォレット内で現地通貨に換金(ビットコイン相場で変動)した後、現地で開設した銀行口座へ出金手続きを行います。これで、ビットコインを現地の通貨に換金できるわけです。

ビットコインを含めた仮想通貨は、海外送金が得意です。本稿に興味をもたれた方は、まずは、ご自身のウォレットの取引所に、問い合わせてみることをおススメします。また、すぐに海外不動産を購入する予定がなくても、相場に合わせ、一定の資金をビットコインなどの仮想通貨に変えておくことは、アセットアロケーションの面からも有効な手段です。ボラティリティの大きさや、成長性を見込んだ投資対象としてだけでなく、ビットコインの特性を活かして、資産運用に活用しましょう!

*1:coincheckのHPでは、10万円の送金にかかる手数料と期間は、それぞれ以下の通り。
日本 → 海外(銀行):3,750〜5,500円、期間:1〜2週間
ビットコイン → ビットコイン:0.0002BTC(約9円)、期間:10分〜1時間

参考:
ビットコインで海外送金
https://coincheck.com/contents/money-transfer
SWIFTの国際送金改革に73行が参加、ブロックチェーンの波が金融業界に改革促す
http://itpro.nikkeibp.co.jp/atcl/column/14/346926/070400570/
<仮想通貨>不正アクセスで被害 33件、7650万円
https://zuuonline.com/archives/171391

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