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S&P 日本国債の格付けを1段階格下げ「Aプラス」へ

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S&P 日本国債の格付けを1段階格下げ「Aプラス」へ

米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は2015年9月16日に、日本国債の格付けを従来の「AAマイナス」から、上から5番目の「Aプラス」に1段階引き下げたと発表しました。
安倍政権の経済政策「アベノミクス」の効果を疑問視し、「経済が今後2~3年で国債の信用力を好転させるまでに改善する可能性は低い」と判断したとの事です。

S&Pによる日本国債の格下げは2011年1月以来、4年8カ月ぶりで、米ムーディーズ・インベスターズ・サービスは2014年12月、欧州系フィッチ・レーティングスは2015年4月に、それぞれ日本国債を格下げしています。
企業収益を過去最高水準まで引き上げた経済政策は安倍政権の求心力となっているだけに、今回のS&Pの判断は打撃となりそうです。

S&Pの今回の格下げで日本国債はアイルランドやイスラエルなどと同じ格付けとなり、景気の減速感が強まっている中国(AAマイナス)よりも下となりました。

S&Pは、経済成長率の鈍化で2011年度から2014年度の間に、日本の国民1人当たりの平均所得が減少したと指摘し、日本経済がデフレから脱却できずにいることや、巨額の財政赤字を抱えていることも考慮したと説明しています。
先進国で最悪の水準にある財政状況を「信用指標における重大な弱み」と強調しており、2014年4月に消費税率8%に引き上げるも、高齢化で年金や医療などの社会保障費が膨らむため、さらに財政が悪化すると懸念を示しています。

中期的な見通しは「安定的」とし、緩やかな経済成長と安定した物価水準で今後2年間の借金残高は「増加ペースが減速し、いずれは安定する」との見方を示すも、想定を上回って借金が膨らめば「格下げとなる可能性がある」とも指摘しています。

参考:SankeiBiz 市況ニュース(2015年9月16日)
http://www.sankeibiz.jp/macro/news/150916/eca1509162138014-n1.htm

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